農学部 生物生産学科 作物園芸システムコース

農学部 生物生産学科

作物園芸システムコース

作物園芸システムコースについて

スマート農業とSDGsに取り組む3つの研究室

作物学、園芸学を基礎として、ICTやゲノム解析、生体画像計測、高機能グリーンハウス、ドローン、地理空間情報などの先端技術を活用したスマート農業の研究・開発・指導などに携わる人材を養成します。また、地球環境、循環型社会構築等の問題にも取り組みます。

農学部棟とスマート農場を望む

作物学研究室

農場での水稲栽培
作物学研究室では、作物学を軸とした栽培、品質、植物生理、ゲノム科学に関する研究を行っています。
扱う作物はイネからネギまで幅広く、研究方法も圃場における実際栽培試験から研究室での分析まで、さらに大学を飛び出して実際の生産圃場での調査など、多彩なことが当研究室の特徴です。
とくに「群馬県にある農学部だからできること」として、群馬県の特産作物に関する研究を積極的に進めています。

園芸学研究室

イチゴの高設栽培
園芸学研究室では、園芸学を基礎に主に栽培、育種、植物生理に関する研究、ならびに生産の場である温室の環境制御に関する研究を行っています。
扱う作物は主にイチゴ、トマト、キュウリなどの果菜類が対象です。実際に温室でそれらの作物を栽培し、生理生態について調査するとともに、画像処理やその他ICTと組み合わせて、より生産効率を高めるための研究に取り組んでいます。

農業情報システム学研究室

ドローンとネットワークカメラによる
トマト栽培のモニタリング
農業情報システム学研究室では、細胞から地球環境のレベルまでの様々な時空間スケールの対象について、ICTとその関連技術(3D、バイオイメージング、ドローン、リモートセンシング、GIS、人工知能、機械学習、統計的手法、モデリング、Web等)に関する研究を行っています。具体的には、植物機能の解明と診断、植物工場や精密農業、ポストハーベストなどのためのスマート農業技術、地域活性化、地球・自然環境保全等への利用などを課題として取り組んでいます。
学生による田植えの風景(授業時)